~転職での面接対策 <介護職>~

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皆さんこんにちは!当ホームページをご覧になっていただいている方は転職をお考えかと思いますが、転職には面接がつきものです。この面接に苦手意識のある方も多いのではないでしょうか。介護職は人手不足が叫ばれていはいますが、だからといってみんながみんな転職に成功するわけではありません。

せっかく膨大な時間をかけて準備をしても、その内容が相手の求めていることでなければ意味がありませんよね。

満足のいく転職にするためにも、カギとなるポイントを押さえて面接を乗り切りましょう。

今回は転職にフォーカスするため基本的な話し方や服装などは省きますが、面接でよく聞かれる質問と応対方法など面接内容についてご紹介していきたいと思います。当日になって慌てないためにもぜひチェックしてみてくださいね!

 

1.よく聞かれる質問と対策

まずはよく聞かれる質問からです。転職される方は過去に一度は面接を経験されているのでこれらの質問に対する回答は出来上がっているかもしれませんが、振り返りの意味も込めてご一読ください。

  • 志望動機に関する質問

こちらは介護業界に限らずどの業界・職種でも聞かれる質問ですね。面接官はここで施設や理念への理解度や熱意を見ていますので、重要度の高い質問になります。前職の経験を踏まえつつ、志望先の施設の魅力について語るとよいでしょう。

≪回答例≫

OK:「今までの職場では認知症のご利用者様もいらっしゃいましたが専門ではなく、仕事を通じてより専門性を身に着けたいと感じるようになりました。御社では認知症ケアを専門に扱われており、研修を通じてより専門性を高められることから魅力に感じ、志望しております」

NG:「夜勤無しでも可能とあり、残業も少なさそうで福利厚生も魅力的だったので応募しました」

 

  • 経歴に関する質問

応募者の経験とスキルを把握するための質問でこちらもよくある質問です。一口に介護職といっても施設形態や働き方はバリエーション豊富です。その中で施設側が求めているスキルがあるのかやマッチしているのかを見極められます。客観的に語るのでなく、経験してきたことや工夫したことを具体的に伝えるとよいでしょう。

≪回答例≫

OK:「前職では計3年、訪問介護をしておりました。入浴や食事介助といった生活介助はもちろん、介護士同士でのコミュニケーションを心掛け、素早い情報交換を行っておりました。また、ご家族と接する機会も多く細かな要望に応えられるようできる限りお話しする時間を持ちました。」

NG:「3年間訪問介護をしておりました。訪問介護ですので、入浴や食事介助といったご利用者様が一人ではできない介助を行っておりました」

 

  • 希望年収に関する質問

この質問では応募者が採用条件にマッチしているか、求める人材としてふさわしいかを確かめられようとしています。

また、同時に自己評価ができているかも見られていますので、あまりに高額な回答をすると「自信過剰で常識がない人」という風に捉えられてしまいます。基本的に求人情報には給与や年収について掲載がありますので、規定通りで良いと答えた上で希望を述べるのがポイントです。無回答や桁外れな回答はやめましょう。

≪回答例≫

OK:「今までの年収は270万円でした。希望年収は御社の規定に従います」

「今までの年収は250万円でした。転職をするにあたり介護福祉士の資格を取得し活かして働きたいと思いますので、介護福祉士の平均年収に近い額を希望します」

NG:「希望年収は回答できません」

「前職の年収は300万円でしたがこれまで以上に頑張りたいと思いますので500万円を希望します」

 

  • 夜勤や残業に関する質問

入居型の介護施設であれば夜勤はつきものです。夜勤は体力的にもキツいと感じる方も多いですし、生活リズムも狂いがちですが、夜勤に対処できるかどうかは介護職として働く上で重要なポイントになります。

ただし、例えば子供がいてお迎えが必要などどうしても難しい場合は後々トラブルとならないよう、はっきりと申し出をしておきましょう。24時間体制の施設でも、なかには日勤のみで働くことが可能なところもあります。勤務条件は面接時に必ず確認しましょう。

≪回答例≫

OK:「子供が小学生で他に面倒を見れる家族がいないので、現時点では17時以降の勤務はできません。子供が中学にあがれば残業や夜勤も可能です。」

「夜勤も残業も基本的に問題はありません。シフト通りに勤務致します。」

NG:「夜勤や残業はできるだけ無しでお願いします」

 

2.困りがちな質問と対策

次によく聞かれる質問ではありますが、ブランクがある、他施設も受けているなど状況によっては困る質問についてみていきます。突然話題にあがっても何かしら回答できるよう準備しておきましょう。

 

  • 前職の退職理由に関する質問

この質問は前回と同じ理由で辞める可能性がないかを確認されています。そのため、人間関係や体力面などネガティブな理由を述べるのは避けましょう。施設閉鎖など勤務先の状況によることもあるでしょうが、スキルアップは最も良い回答の一つです。

≪回答例≫

OK:「前職では介護度の低い方の介助が多く、より高度な技術を要求される介護度の高い方の介護について学びたく、転職を決意しました。」

「前職ではケアが流れ作業のようになってしまっていました。貴施設のホームページを拝見し、より個別のケアを目指せる施設であると感じ、より一層一人一人に合わせた介護サービスを提供していこうと転職を決意しました」

NG:「前職では先輩スタッフと相性がよくなく、コミュニケーションが取りづらかったので退職しました」

「前職では残業が多く、給料も低かったため退職しました」

 

  • ブランクに関する質問

面接官はブランクができた理由と、期間が長いのであればその理由を探ろうとしています。曖昧な理由になってしまうと働く意欲がないと思われがちですので、明確な理由があればはっきりと伝えましょう。逆に納得できる理由があれば、ブランク期間が長くても不利にはならないでしょう。また、面接官へ安心感を与えるアピールポイントを付け加えられるとより良い回答となります。

≪回答例≫

OK:「育児のため離職していました。来年から下の子も小学校にあがりますので日勤のみのお仕事を探しています」「ケガのため半年間休養していました。回復しましたので今後は問題ございません。身体が不自由な経験をしたことで今までより高齢者のケアについて身近に感じ、寄り添った介護を行おうと感じております」

NG:「結婚のため離職しました。特に理由はありませんがしばらくゆっくりしたので再び働こうと思っています」

 

  • 他施設への応募状況に関する質問

この質問はまさしく、志望度の高さを探られています。例え他の施設も受けていたとしてもあまりにバラバラな形態や職種だと志望動機に一貫性がないと捉えられてしまっても仕方ありません。また、ブランクが長いのに一社しか受けていないというのも信じがたいでしょうし、あまりに多くの他施設を受けていても「どこかに引っかかればいいと思っている」と捉えられてしまうため、多すぎることもオススメできません。もし他施設も受けている状況であれば、重視しているポイントを伝えつつ回答しましょう。

 

≪回答例≫

OK:「職員の配置がしっかりしており、利用者一人ひとりへの丁寧な対応が可能そうな有料老人ホームを御社のほかに2つほど受けております」

「残業にも対応できるよう、保育設備の整った施設を他に2つほど受けております」

NG:「御施設以外は受けておりません」

「有料老人ホーム以外にもデイサービスやサ高住など10社ほど受けております」

 

3.まとめ

面接対策、いかがでしたでしょうか。普段自分のことを根掘り葉掘り聞かれる機会は少ないので緊張してしまいますよね。

面接の最後には「何か質問はありますか」と逆質問されることも多いので、職場の雰囲気であったり評価制度など求人票からは読み取れない情報を質問として準備しておくとよいでしょう。

また、今回紹介した質問以外にも時事ニュースや趣味など色々とパターン化している質問もあると思いますので回答を考えておくといざというとき慌てませんよ。

皆様の転職がより良いものとなりますよう、ささやかながら応援しております。